読書

こんにちは 弱いロボット

朝、大切なあの人から、柔らかくあたたかな光が届いた。画面越しの笑顔は、昨日より少しだけ暖かくて、冬の窓辺に差し込む陽だまりのようだった。その明るさに、そっと寄りかかりたくなる。胸の奥が緩み、涙がすっと落ちた。あの人を想って笑おうとすると、あ...
思い出

旅に読む小さな目印

心から大切なあの人から、太陽とグーポーズをもらえた。ちょうど温めてほしいと思っていたタイミングで、背中の温度がふっと高まる瞬間が一日の中で何度もあった。あの人の光が、心の奥までじんわり染み込んでいたのだと思う。あの人が暖かく、ゆっくり過ごせ...
思い出

伊勢に残す余白

伊勢の内宮へ向かう道中、初めて運転する相棒は不思議と運転しやすかった。ハンドルの重さは、はなまるデイズと同じくらいで、手のひらに馴染む。馬力はこちらの方が強く、安定性もある。室内の広さも心に余白をつくってくれる。「運転しやすいな」と心でつぶ...
思い出

相棒と歩き出す朝

伊勢の空は今日も明るかった。だけど、その明るさが不思議と胸に入ってこなくて、ただの空のように感じた。たぶん今の自分が、あの人の光で満たされているからだ。あの人の声の温もりが、今も胸の奥で静かに温め続けてくれている。その温度があるからだろうか...
思い出

満ちていくヒカリ

明日は、相棒を迎えにいく日だ。車両ナンバーの申請も無事に下り、納車の準備が整ったと連絡があった。ブログで誓ったことが、ひとつ静かに形になる。久しぶりに会う相棒は、どんな表情で待っているだろう。出発は朝の5時。まだ夜の名残が残る時間帯で、空気...
思い出

小さな向上心の火種

あの人から受け取った光は、体に残っていた温もりを、もう一度そっと温めてくれるような温度だった。その光に触れてから、午後を頑張ろうとする力が、僕の中で穏やかに流れ続けている。今日も冷たい風が吹いているけれど、あの人は暖かく過ごせているだろうか...
思い出

透明な貝殻を

とても気持ちいい目覚めだった。こんなにも息が整った朝は、数ヶ月ぶりだ。7時間眠ることができた。夢を見なかった。ただ静かに、朝を噛み締めている。朝日にまた涙した。あの人の声が耳に残っている。透明の貝殻を耳にあてるように、あの人の声を思い出す。...
思い出

右耳に残る温もり

あの人が電話をかけてくれた。自分の体を心配して、夜の帰り道、風が強くて寒い中で。嬉しかった。でも同じくらい、あの人の体の方が心配になった。手は冷えていなかっただろうか。窓を開けて空を見上げた。肩が上がるほど寒かった。向こうは雪がちらついてい...
仕事

自分を少し心許しながら

朝、車で会社へ向かう途中、あの日の記憶がひとつずつ浮かび上がってきて、ここ数日、前向きに変えられていた気持ちが、どうしても前に進まなかった。市内ではない、近所の心療内科を受診した。車で泣き、待合で泣き、先生と話しながら三度泣き、診察が終わっ...
思い出

うどんの味

あの日、あの人は、僕のためにうどんを選んでくれた。その何気ない優しさが、本当に嬉しくて胸に沁みた。締めのうどんを作るとき、卵を片手で割った僕を見て、あの人は「すごい」と言ってくれた。その一言は、ずっと欲しかった言葉だったのかもしれない。照れ...